刀剣は非常に大切なものです。刀鍛冶の方が一生懸命作り上げ、それが現代まで大事に保管されてきたのですから。しかし、そのような歴史ある刀剣でも、手入れを怠ればすぐに錆び、価値を失ってしまいます。そのようなことにならないように、この文章では、刀剣の手入れ方法について解説していきます。
まず、基本ですが、刀剣は鉄でできています。そのため、水に濡れたままにしておくと錆びます。水がついてしまったらすぐに拭き取り、水気のある場所には置かないようにしましょう。
また、刀剣を抜くときは、必ず刃を上にして、左右に動かすことのないように、ゆっくりと抜きます。急いで抜くと、刀剣が壊れたり、自分が怪我をしたりする可能性があるため気をつけましょう。
刀剣を手入れする際は、目釘を抜く、鞘から刀剣を抜く、柄を外す、古い油を拭き取る、打ち粉で残った油をなくす、新しい油をぬる、という手順を行います。その過程で怪我をしないように気をつけましょう。